予防歯科・歯科検診
EXAMINATION
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「歯が痛い」「歯ぐきから血がでる」など何か症状が出て困ると、患者さんの多くは歯医者へ来院します。
しかしお口の中の病気は自覚症状がないまま進行していくので、症状が出たときには歯を削る必要があったり、治りにくい状態まで進んでいたり、最悪抜歯が必要になってしまうことも考えられます。
歯の定期検診(保険適用内)を受けることで、歯や歯ぐきの状態をチェックして早期発見、予防して歯を長く大切に使うことができます。
またお口の健康は身体の健康にも大きく影響します。
全身の健康から考えても、歯医者の定期検診はとても重要なのです。
歯が抜ける原因である虫歯や歯周病は早期発見・早期治療できれば治療も比較的簡単で、金銭的にも身体的にも負担を軽く治療する事ができます。
お口のお悩みで多い口臭の原因は虫歯や歯周病、被せ物や詰め物の劣化、プラークや歯石などが考えられます。歯科検診ではそれらの原因を見つけ治療し、口臭の少ない口腔内に改善します。
日本人の3人に1人は歯周病と言われています。歯周病はお口だけでなく糖尿病・動脈硬化・認知症といった病気の原因にもなります。糖尿病や認知症など病気の予防のため、歯周病は早期発見・早期治療が大切です。
病院で受診する健康診断や人間ドックは1年に1回が目安ですが、
歯科の検診は3ヶ月~6ヶ月に一度が目安です。年齢や来院歴によって個人差がありますが、おおよその目安になります。
定期的な歯科検診が大切な理由
歯科先進国である北欧や欧米は『歯医者は予防のため通う場所』といった意識が高く、80歳時点での平均残存歯数が日本と比べ遥かに多くなっています。
歯科検診の受診率が90%といわれているスウェーデンでは、80歳になった時点での残存歯は20本だといわれています。歯を失ってしまうとインプラントや入れ歯などで、金銭的にも身体的にも負担が掛かります。口元を気にせず思いっきり笑ったりするストレスのない生活を送るため、定期的に歯科検診を受診する習慣をつけましょう。
歯周病は、歯を支えている歯肉や歯ぐきが細菌により傷害され歯を支える土台が減っていく病気です。 日本人が歯を失う原因としてもっとも多いのが歯周病です。
患者さんの口腔内を診察し、虫歯や歯周病の有無、歯周ポケットの深さなど検査します。歯垢や歯石が付着していないか、噛み合わせに問題がないか、被せ物や詰め物に異常がないかなどチェックします。
人の目だけでは判断できない歯茎の骨量や虫歯の有無、将来的に抜け落ちる可能性がある歯がないかなどを、レントゲン撮影によって精密に検査します。
普段のブラッシングでは落としきれないプラークや歯石を徹底的に取り除きます。口臭予防にもつながります。また歯科衛生士によるブラッシングのアドバイスも行います。
短時間で処置できるような虫歯があれば簡単な治療を行います。虫歯は進行性なので早期治療を行い、患者様の負担が軽いうちに処置を行います。
本格的な歯の掃除をご希望なら「PMTC」を
保険適用外の自費診療になりますが、より本格的な『歯のお掃除』をご希望される方には歯科医師・歯科衛生士が専用の機器を使った歯のクリーニング『PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)』をお勧めします。
プラークや歯石を徹底的に除去し、仕上げに歯面をなめらかにみがき、汚れの再付着を防ぎます。
歯のクリーニング PMTC |
15分/1,500円~ 税込1,650円 |
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※自由診療です